索道事業

TOPICS フランス POMA社との業務提携

樫山工業 × POMA

樫山工業は1990年にイタリアのライトナー社との業務提携を行い、索道事業を開始。高鷲スノーパークや鷲ケ岳スキー場などの自動循環式リフトの架設を手がけつつ、固定循環式リフトについては独白に開発を行い、現在までに国内に33基(固定循環式リフト23基、自動循環式リフト8基、ゴンドラ2基)の索道を納入させて頂きました。

そして2014年、フランス索道トップメーカーPOMA社と提携。最先端の技術に基づいた安全で快適な輸送設備と、海外市場におけるPOMA社の先進の技術と実績に基づいたコスト削減、索道の統廃合を含めた戦略的再投資への提案を積極的にご案内させて頂きます。

高鷲スノーパークの自動循環式リフト 写真
高鷲スノーパークの自動循環式リフト

POMA社について

POMA社の6人乗りリフト 写真
POMA社の6人乗りリフト

テレミックス 写真
テレミックス

POMA社は1935年にフランスで初めての滑走式リフトを開発、ヨーロッパ・アルプスを中心にスキーリフトの架設を手がけ、世界に進出し、これまで架設した索道本数は約7800基を誇ります。

1992年のアルヴェールビル(フランス)、1994年のリレハンメル(ノルウェー)などの、冬季オリンピックでのリフトサプライヤーでもあり、またイタリアのライトナー社とも提携している、世界トップクラスの索道メーカーとして知られております。

特に、POMA社は既存リフトの支柱や建物を再利用し、モーターや滅速機、電気制御システム、キャビン、グリップなどを最新に変えるリノベーションを得意としております。また、都市交通システムとしての3S(3線自動循環式普通索道)や、ケーブルカーでもトップクラスの実績を誇っております。

さらにPOMA社は、キャビンとチェアリフトという2つの異なるキャリアを1つのシステムで運行するテレミックスを積極的に建設しており、エキスパートスキーヤーはチェアリフト、ノンスキーヤーやお子様は安全性の高いキャビンといった使い分けが可能に。快適性の向上と運営の効率化により、高い評価を得ています。

POMA社概要

樫山工業との提携 平成26年9月30日
本社所在地 109 Rue Aritsride Berges,38340 Vorepe France
設立 1936年
従業員 880人
売上高 2.6億ユーロ(338億円(1ユーロ130円で換算))
グループ全体 7.5億ユーロ(975億円)
関連会社 Leitner SA, プリノート、ライトウィンド
ウェブサイト http://www.poma.net/
スキー場輸送設備 ロープウェイ・ゴンドラ・特殊索道
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