撒氷システム

Ice Snow SystemKASHIYAMA ISS

近年の暖冬傾向による雪不足と地球温暖化は、予想を上回る速度で進行を示しているように思われます。特に冬季における気温の上昇は、スキー場経営に多大な影響を及ぼしつつあります。

こういった環境の中、樫山工業では25年以上のノウハウと最新のテクノロジーにより、高気温での降雪を追求したSMS(Snow Making System = スノーマシン)から、気温に関係なく雪を造り出せるISS(Ice Snow System = 撒氷システム)まで、幅広いニーズに対応したソリューションの提供が可能です。

SMSとISSの使い分けが重要

ISSはスキー場にとってオープン当初の出足を確保し、安定したシーズンとするための手段として必要不可欠。しかし、それにかかるランニングコストはSMSと比べ多大であり、導入に際し両者の効率的な使い分けが重要です。

SMSで雪が造れない温度・湿度の時はISS、雪が造れる条件下ではSMSと使い分ける事で、経費負担の大きな軽減が計れます。

造雪開始から30日でオープンが可能に

ISS190P(造雪量は1日あたり190t)4基による、全長1,300mコースオープンの実例。

ISSの設置・調整完了ISSによる造雪作業開始造雪作業4日目
22日目。作った雪は融雪防止シートで保護する29日目。コース造り開始造雪開始から30日でスキー場オープン